小学校外国語活動(小学校英語活動)の指導でこんな悩みはありませんか?
先生方のこのような悩みを解決するのがEPM式英語カードです。 視覚教材は児童たちの理解を助ける大きな役目を担っています。 音声だけでは理解が不十分な場合でもEPM式英語カードのような視覚教材を用いることにより、スムーズに且つ効果的な外国語活動を展開することができます。
どんな英語カードでもいいの?
無料で手に入る英語カードなどもありますが、果たしてそれを小学校外国語活動(小学校英語活動)で使うことは本当に適しているのでしょうか? 必ずしも適しているとは限りません。では、どんなカードが適しているのでしょうか? 長年に亘る小学校現場での研究の末、以下のことを重視した英語カードが小学校外国語活動に適しているということがわかりました。
【小学校外国語活動に適した英語カードとは】
EPM式英語カードは小学校外国語活動(小学校英語活動)に最適化した絵カード
上記の条件を満たす英語カードがEPM式英語カードです。
※EPM式英語カードは小学校外国語活動(小学校英語活動)以外の英語教室でも十分ご活用していただけます。
EPM式の理念
EPM式英語カードは表面がイラストのみ、裏面が英単語という基本構成が特徴になっています。
従来の英語カードは、絵と文字がひとつのセットになって表面に表示されています。
実はこれらのカードが問題なのです。
では、何が問題なのでしょうか。
先生方は熟知されている通り、児童期の成長段階に応じて理論的、分析的な思考力が発達してくると、文字を通して記憶や理解を深めたがるようになります。
ですから、児童が英語カードを見て、一旦は絵に目を留めてもすぐに文字に目を向けてしまう傾向があります。
非常に柔軟性のある時期だからこそ、まず最初に児童が行なうべきことは絵(イメージ)と文字を結びつけることではなく、絵(イメージ)と音声(先生の発話)を結び付けてインプットしていくことなのです。
子供が日本語を習得する過程を考えても明らかなように、はじめて出会う言葉はその物のイメージと音声とのセットで子供達の頭にインプットされていきます。
ですから、いきなり絵と文字の関係を覚えさせるようなシチュエーション設定=「英語カードの表面に絵と文字がひとつのセットになっているもの」を教材として用いることは、非常に不自然であり、「視覚でとらえたもの」と音声(先生の発話)でインプットしていくことがごく自然であるとお分かりいただけるかと思います。
そこで、これらに着眼し考案されたのがEPM式英語カードなのです。
英語カード広場では、ご希望があれば従来の英語カード(表面に絵と文字)の作成も承りますが、EPM式小学校外国語活動用教材では基本的には英語カードの表面には文字を入れず、イラストのみの絵カードをお勧めしています。(裏面に文字印字)
また、単語のつづりを覚えることを急いで指導しなくても音声に慣れた後でも十分に可能だと言えます。
また、一度、文字を頼りにしてしまうと音声から学べなくなるという危険性もあります。
視覚からとらえたものを音声形式として身につけた能力があってこそ文字への興味も高くなり文字指導の効果も上がることが十分期待できると言えるでしょう。
小学校外国語活動アドバイザー Makino先生からの一言
はじめまして。
小学校外国語活動アドバイザーのMakinoです。
平成23年度から全国の小学校において高学年を対象に外国語活動が本格実施されましたが、先生方の外国語活動は順調でしょうか。
全国の小学校で外国語活動用教材として3年間使用されてきた『英語ノート』が、平成24年4月より、“Hi,Friends !”に生まれ変わります。
『英語ノート』の実用性の問題や使用する中で出てきた課題を踏まえ、外国語活動の一層の充実を図ることを目的に改定されることになりました。
“Hi,Friends !”1・2でも『英語ノート』と同様、各テーマがあり、それぞれのテーマで学ぶ語彙や表現が設定されています。テーマによっては、テキストを開いてすぐに入れるものもありますが、中には事前に各々のテーマに応じた興味付けや予備知識が必要になってくるものもあります。
興味付けもせず、事前の予備知識が何も児童の頭に入っていないまま、各テーマ学習にはいってしまうと、児童の理解が非常に得にくくなります。
その結果、指導が難しくなり、授業展開がうまくできない事態が起こってしまいます。
基本的には外国語活動は、教科として位置づけられておらず教科書が存在しません。
あくまでも、“Hi ,Friends !”1・2は外国語活動が目指す指針になるものですから、指導方法などは定められておらず、外国語活動を行なうにあたっての準備時間や予習時間は先生方の大きなご負担になっているのではないでしょうか。
でも心配はいりません。
そのご負担を解消すべく、私が小学校の教育現場で長年に渡り研究し、ようやく完成した小学校外国活動用教材、「EPM式外国語活動用教材」が先生方の強い見方になってくれます。
特に視覚教材である英語カードは、児童に各テーマの興味付けを行なうためのアイテムとして必要不可欠なものです。
外国語活動の支援活動開始当初、小学校外国語活動に適したカードや教材はないかと、世界中あちらこちらと随分探し回りましたが、外国語活動に適していると思える教材が見当たりませんでした。
これがきっかけとなり、小学校外国語活動のための英語カードや音声教材の開発に踏み切り、「学級担任が指導する外国語活動用教材」=「EPM式小学校外国語活動用教材」が誕生したのです。
これらの教材をご活用頂くことにより、英語が得意、不得意に関わらず、すべての学級担任が自信をもって、外国語活動を展開できるようになります。
現在、和歌山県では、私が考案した指導案に基づき、自信を持って楽しい外国語活動を展開している先生方がたくさんいらっしゃいます。
「EPM式小学校外国語活動用教材」を通して、日本全国の先生方のお役に立てることを心より願っています。